打敷(うちしき)
2024年5月3日
新着情報
お世話になっております、山﨑本店です。
皆様は【打敷(うちしき)】という仏具をご存じですか?
お仏壇内部を彩る三角や四角の綺麗な布を見た事はありますでしょうか。(写真1は例)
打敷はご法事など(お盆・お彼岸・地域によってはお正月)の時、お仏壇の内部を飾る荘厳具(しょうごんぐ)と一つです。
✨荘厳具✨とは極楽浄土を表現する道具の事を言います。
その為、打敷に使われる柄は極楽に咲くと言われる空想上の花模様(写真2)や、鳳凰などの鳥の図(写真3)が多いです。
また当店は各ご宗派の御紋が入った物もよくご希望頂きます。(写真4)
打敷の起源は所説ございます。
その昔、お釈迦様がお説法をされる時に、お弟子さん達がお釈迦様のために自分の衣を脱いで座具として敷いたことが始まりと言われているそうです。
もし、ご自宅のお仏壇に打敷が眠っているお客様がおられましたら、ぜひご法要やお盆・お彼岸に出してお仏壇に飾ってみて下さいませ。