本日の作業

2024年3月8日 新着情報

※こちらは風合いを見る為の試作の張り↑↑↑

おはようございます、山﨑本店です。本日は県内のお寺様からお預かりしているご本堂の木製常夜灯(じょうやとう)の修理の続きです。綺麗に塗りあがった常夜灯、梨地塗りが美しいです。塗りの中に薄っすら金が浮かび上がる塗装技法✨仏壇にも取り入れられる技法です。(通常の塗りより数倍手間は掛かりますが💦)

ところで本日の作業はその塗りも仕上がった後の仕上げ、内部に和紙を張り込む作業です。常夜灯は仏様を照らす大切な照明の役目があります。より厳かな光を演出するため透かし彫り内部に和紙を張るのですが、今日はその和紙を選別しています。当方飯山市には飯山仏壇と並ぶ伝統工芸品「内山紙」があります。代表的な用途は障子紙。紙の構造などはこちらをご覧下さい。→ https://kogeijapan.com/locale/ja_JP/uchiyamagami/ 和紙は仏具・仏像の修復に欠かせません。様々な工程で使用されます。幸い飯山仏壇通りには和紙を扱うお店があり、用途に応じて合う和紙を紹介して貰えます。候補に上がっているのは本手すき紙。機械を入れず全て手作業の為、作った時々で厚さ・風合いが違います。大変貴重です。

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