和ロウソクと洋ロウソク

2025年3月3日 新着情報

お世話になっております、山﨑本店です

お客様から「和ロウソクと洋ロウソク…何が違うの?🤫」とのご質問を頂きます。

まず素材、和ロウソクはほとんどが自然材料で出来ています。米ぬか油・大豆油・ハゼの実から絞った油、高級品ですと蜜蝋などがあります。
芯は和紙。和紙を木の棒に巻付け、少しずつロウをまとわせてロウソクにしていきます。

対する洋ロウソクの素材は石油から取れるパラフィン。芯は糸がほとんどです。
工業機械を使い、和ロウソクよりも早く生産が出来ます

そして最も大きな違いは、炎の大きさとゆれ方です。
長さはほぼ同じの2種類のロウソク、最初に炎の形が整うのは糸芯の洋ロウソクです。

そしてゆっくりと火が芯を伝い、炎が形になるのが和ロウソク。
写真3は同時に火を点けた2種類のロウソクですが、和ロウソクの方が炎が小さいのが分るでしょうか?

ここから約1分程度をかけ、和ロウソクはゆっくり炎の形を作ります。
和ロウソクは芯の和紙は木が最後に抜かれるので、中央が空洞です。
その為、芯の中の空気の動きで、風が無くても炎が揺れたり、ぽわぽわリズムをつけて炎が大きくなったります。

「その変化が何とも言えない魅力」と、当店にも和ロウソクを買いに来られるお客様がおられます。
また和ロウソクは洋ロウソクよりも炎が1㎝以上大きく、芯の中の空気の流れによってはその倍になる事もあります。

その為、小型のお仏壇で和ロウソクをお使いの場合は、絶対に火から目を離さないなど、細心の注意が必要です。
その点、洋ロウソクは炎の大きさが均一で安定しています。
もちろん、火はいつ何時に火事を招くか分かりません。
和ロウ、洋ロウ問わず点火中は絶対に火のそばを離れないようお願い致します。

皆さんも火に注意しながら、2種類の灯りを楽しんでみませんか?
(写真のロウソクは15㎝ほどの長さですが、小さなタイプもございます。」

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