なぜお盆帳には秋草柄が多いのか?

2026年7月11日 新着情報

お世話になっております、山﨑本店です。

『お盆提灯にはなぜ菊やりんどう、萩の花が多く描かれてるんですか?』とご質問を頂いた事があります。

確かにお盆提灯には描かれる花々は、夏後半から秋にかけて見頃を迎える種類が多い気がいたします。

『夏でしょう?ひまわり🌻とか描かないんですか?』

そう言われればひまわりのお盆提灯には出会った事はございません💦
ちなみに朝顔はたまに見かけます。

お盆提灯の始まりは鎌倉時代と言われているそうです。
その後、室町時代に山口県の大内家で絵が入った美しいお提灯が使われるようになり、江戸時代には岐阜で今の三本足の形が作られました。
その後、明治時代には徐々に一般家庭にも普及され、現在に至るようでございます。

さて、話が戻ってなぜお盆提灯には夏真っ盛りよりも秋を連想させる花が用いられるのか…
それは暑い最中でも菊や萩の花を見て、秋を先取りし、目から涼しさを先取りして感じられるように…という文化から来ていると言われているそうです。

また、菊や萩の秋草は古来より邪気を払う植物と信じられていたようです。
特に菊は日本の国花。多くの花の中でも最も格式高く、御仏前には最高のお供え物とされてきました。その為、菊を始めとする秋草が盆提灯には多く取り入れられたのではないでしょうか。

当店で取り扱っているお盆提灯も、菊や秋草が描かれたお提灯は年代問わず人気です。

昨今は昔ながらの柄に拘らず、様々な花が描かれるようになりました。
特に桜の花は、菊に続く日本を代表する花です。
近年は桜柄のお盆提灯もとても人気があるんですよ✨

7月も中盤になりました。
山﨑本店でもお盆提灯のお問い合わせを多く頂きます。
一年に数日しか使わない物ですが、だからこそ絵柄や形状に拘られる方が多いです。
特に家紋入りは2週間から20日の納期が必要です。

本年が新盆で、お提灯のご準備がまだのお客様は、この機会にぜひご検討下さいませ✨

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