お盆提灯のこと…

2023年6月11日 新着情報

6月も早いもので半ばに差し掛かっております。
山﨑本店がある長野県北部も数日前から梅雨に入り、雨の日が増えました。

飯山含め長野県北部は田んぼや野菜・果樹・花など農業が盛んな土地でありますから雨は欠かせません。降り過ぎは困りますが、田んぼや畑・農園、山々の植物が程よく潤う雨は天からのお恵みです。

6月も半ば、お盆まで関東は1か月後、その他全国のお盆まで2か月を切りました。
お盆提灯は種類によって納期が異なります。特に家紋入りのお提灯は2週間から20日の納期が必要な物もございます。7月半ばになりますと、注文が混み合うため更に納期が掛かる場合や、品切れになる商品も…出来ましたら7月頭には注文を完了される事をおすすめします。

お客様からご質問『提灯は一対用意するの?』

このご質問は年々増えています。
特に長野県北部は長らく家紋入り提灯を一対ご用意する事が当たり前でした。
しかし、最近はご親戚からまとまったお金が贈られ、その金額内でご家族がお好きな提灯を選ぶ形が増え、お気に召した物を一つ飾る…というお宅もあります。
またスリム型のお提灯が増えた事で「これなら2つ置ける!やっぱりお提灯は一対だ」と決めて下さる事も多いです。

また「故人は花や可愛らしい物が好きだったから」と色が7色に変わるルミナス灯や、LEDライトで輝く蘭の造花も喜ばれています

本日のブログを書かせて頂いている店番担当は、お盆提灯を担当して15年ほどになります。
15年色んなお提灯を扱う中で分かった事は、お盆は地域によって本当に様々です。たまに南信などからお越しの観光客の方とお話しすると、同じ長野県でも北と南でこんなに違うのか!奥が深い…と驚くことも多々です。

最近はインターネットや動画サイトYouTubeで様々な情報が溢れています。もちろん風習や習わしを紹介されるのは素晴らしい事ですが、中には他県やその地域に特化し過ぎた物もあります。長野県のお盆で疑問に思われた事はご実家やご親戚や菩提寺様、また地域に密着したお仏壇屋さんにお聞きになられる事をおすすめします。

もちろん当店でも精一杯対応させて頂きます。お気軽にご連絡下さいませ。

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